ポルトガルと中国の文化が四百年以上にわたって混ざり合ってきたマカオ。石畳の広場、バロック様式の教会、路地裏の中国寺院、そして巨大なリゾートホテルが、小さな街にぎゅっと詰まっています。週末を使った短い旅にちょうどいい行き先です。
マカオ歴史市街地を歩く
旧市街は「マカオ歴史市街地」として世界遺産に登録されています。波模様の石畳が広がるセナド広場から、坂道を上って聖ポール天主堂跡へ。正面の壁だけが残るファサードは、マカオを象徴する景色です。少し足をのばせば、街の名前の由来ともいわれる媽閣廟(まかくびょう)もあります。
食べる:エッグタルトとマカオ料理
マカオに来たら、まずはポルトガル風のエッグタルト。焼きたてのさくさくした生地と、表面が焦げたカスタードは、何個でも食べられます。ポークチョップバンも定番の軽食です。夜は、ポルトガル料理とアジアの香辛料が溶け合ったマカオ料理を。アフリカンチキンやミンチといった、ここでしか出会えない味があります。
タイパとコタイ
島側のタイパには、パステルカラーの家並みが残るタイパ村があり、食べ歩きや散歩にぴったりです。その先のコタイ地区には、ホテル、ショッピングモール、劇場、カジノが一体となった大型リゾートが立ち並びます。多くのリゾートは主要な場所との間を無料のシャトルバスで結んでいて、移動にも便利です。
カジノ
マカオは、中国で唯一カジノが合法とされている場所で、カジノは街の顔のひとつです。遊ばなくても、コタイ地区の大型リゾートや半島側の老舗カジノのフロアを歩くだけで、マカオならではの雰囲気を味わえます。入場できるのは21歳以上で、身分証明としてパスポートを携帯しましょう。館内は基本的に撮影禁止です。遊ぶ場合は、あらかじめ使う金額を決めておき、娯楽として楽しむのが鉄則です。
出かける前に
- 通貨:マカオの通貨はパタカですが、香港ドルも広く使えます。
- アクセス:香港から高速船や港珠澳大橋を通るバスで行けるほか、日本からの直行便もあります。運航状況は事前に確認を。
- 入境条件:パスポートの残存期間や入境のルールは、出発前に最新の情報を確認しましょう。
- 歩きやすい靴で:旧市街は坂と石畳が多く、思った以上に歩きます。